本日は晴天なり(出口日出麿)

自分がつまらなく思えたときは、ひじょうに進歩したときだ。    出口日出麿「生きがいの探求」

 

誰もが自分をひとかどの人物だと思いたいし、現に思っているものである。ところが真に実力のある者はかえってへりくだっているものだ。自分はまだまだ未熟だと彼は思うものだ。なぜなら彼は井の中の蛙ではなく、広大無辺な世界を知っており、真に優れた人間というものを知っているから。我々もまず自らへりくだることを学ばなければならない。